先日、座間市のA様邸の 外壁、屋根塗装の見積もりを提出した数日後、
他社との見積内容の違いが判らないとの事なので説明に伺いました。
各業者が提示した見積り内容は 仕様・金額など それぞれ違って当たり前の事なのですが、
見積り面積に大きな違いがあった事に疑問を持たれていたようでした。
相手の業者の見積もりは 「付帯塗装 一式価格」 で、数量 ・ 塗り回数
その他具体的な明示が無いようでした。
屋根面積の数量の違いは どうすればそんな数量になるのか図面を再度計測したら、
相手の業者は 図面の立面から屋根面積を出したようで、屋根勾配を見ていない数量でした。・・・
こう言った事はたまにある事ですが、まるで素人です。
相手の見積もりは 平米数は弊社よりも少なく見積もっていたのにも関わらず、
弊社と比べm2単価は全体的に高く、全て、「付帯塗装一式」 に含まれているかの内容で、
付帯塗装を軽視し過ぎているとしか言えない内容でした。
マルセイテックでは、より正確な面積でのお見積りを作成する為に、
建物の図面画像・写真からスピーディに面積・距離を算出することができる面積算出システム、
計測エクスプレスというソフトを導入しております。
面積が違えば、必要な塗料の量も違います。
もし面積を少なく見積もってしまい、もし用意した塗料が足らなければ、
必要以上に薄く塗ったり、水やシンナーで薄めたり、
追加料金を要求されたりする事も少なくはありません。
もし面積を多く見積もってしまったら、その時点で(悪意はなくとも)
高値見積りでお客様に不利益を与えてしまうわけです。
そんな事態を避けるために、なるべく正確な数字を出す必要があるわけです。
過去数年来、この住宅街で施工させていただいた数件の経年実績などの評判、
口コミから、A様は弊社での施工を考えているとお返事頂きましたが、施工時期が2か月程先だと言う事なので、
「時間があるので他でも見積りを取られて十分ご納得の末にご注文ください。」 とお伝えしました。
弊社では お客様からのご要望がない限り 「契約書」 と言う約束事を行っていません。
したがって 「クーリングオフ」 なる言葉も遠くの言葉です。
そして、相見積は当たり前と思っていますので、
当然 意図的な数量上乗せも無意味な事と思っています。