トップランナーモーター更新始動時、ブレーカーやサーマルが動作してしまうといったトラブルに関して、調査・対策のご依頼を受け東京マラソンを横目で見ながトップランナーモーターの始動予防対策工事を実施しました。既設モーター従来品誘導モーター7.5Kwタイプです。
トップランナーモーターは効率をよくするため、回転数の設定がこれまでの誘導モーターに比べ幾分高くなりそのため始動電流が流れる時間が長くなります。省エネにもなるとのことですが、始動電流が流れる時間が長いのと省エネは別次元の事と理解しております。始動時間が長くなることによりサーマルリレーが動作しモーターの安全装置であるサーマルが働くということはあまり合点がいきません。
上の写真は、左がサーマルリレー既存品、真ん中が既存品撤去後の物で、新しい遅動式と云われる更新サーマルリレー(共に富士電機製)です。形がまるで違いますが、取付寸法は問題ありませんでした。右の写真は更新完了後の写真です。今までのサーマルとはサーマル開放時に残留電荷に対応するためのインピーダンスによる保護装置となるリアクトルが設けられています。(なぜ、この判断になったかは、理論的に私が考えたものなのでご得心がいただけないようでしたら直接富士電機社宛お問合せ願います。)
更新作業の際、付属のケーブルをどこに取り付けるのかがわからなかったため工事実施していただいた電工技術者と検討してわかりました。この写真では分かりにくいかもしれませんがサーマル一次側と負荷側をにより挟むように取り付けています。
既設モーターは従来の誘導モーター7.5Kwタイプ
今回、新サーマルリレーの付属ケーブルの接続状況
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