東京都を中心として活動する、アパレルブランド商標登録実績多数の弁理士が、アパレル関係の商標登録のポイントを解説します。
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東京都内でアパレル関係の商標登録をご検討の方へ

東京はアパレルブランドの激戦地で、商標登録のご依頼も非常に多いです。

アパレルブランドにとって、商標登録は非常に重要な経営戦略となります。将来のリスクを無くすることに加えて、ブランディングの観点も重要です。

アパレルブランドの商標登録の2つの経営的メリット

(1)将来のリスク軽減
ブランド名商標登録することにより、「他者に先に商標登録されてしまうこと」を防止します。それにより、将来、「ブランド名が使えなくなったり」、「損害賠償請求をされたり」といったトラブルを無くします。

(2)ブランディング
ブランド名商標登録して自社で独占します。それにより、市場から類似の他者ブランド名を排除し、自社のブランド力を高めます。また、類似の名前の粗悪品などが出回ることで自社のブランドのイメージが下がることも防止できます。

アパレルブランドの商標登録は、まず何をすればいい?

商標登録において、一番最初にすべきことは、「商標調査」です。これは、アパレル系のブランド名でも変わりありません。

(1)商標調査は、ブランド名のネーミングを決定する前に行う
まず、商標調査を行うタイミングですが、「ネーミングを決定する前」というのが原則となります。ネーミングの際には、複数の候補を挙げ、それらが他人に商標登録されていないか、調査します。
そして、調査の結果、問題ない名前を選択して、アパレルのブランド名として決定しましょう。

(2)商標調査は、特許庁のデータベースを用いて行う
中小企業の方は、どうしても、ここの段階を、自分でGoogleなどのインターネット検索などで済ませてしまう傾向にあります。しかし、これは、非常に危険です。
世の中にはまだ出ていない(インターネット検索では検出されない)が、すでに商標登録されているという商標はたくさんあるためです。

(3)調査は弁理士に依頼しましょう
また、少し詳しい方ですと、ご自分で特許庁のデータベースを使って調査される方もいます。これは、とても素晴らしいことだと思います。

しかし、できれば、商標調査は、弁理士にご依頼ください。なぜかというと、商標調査は、「類似の範囲」まで調べなくてはならないためです。これは結構難しいもので、弁理士でなければなかなかできません。

どうせ最終的に商標登録するのであれば、なるべく早い段階で弁理士に相談し、まずは無料で調査をしてもらうのが賢いやり方です。

アパレルブランドの商標登録までのステップ

アパレルブランドに関して、最初の「調査」から、「商標登録」までの流れを、細かいステップに分けると、次のようになります。

(1)複数のネーミング候補をあげる

(2)弁理士に「商標調査」を依頼する

(3)調査の結果OKだった商標の中から、正式な「アパレルブランド名を決定する」

(4)弁理士に正式に商標登録を依頼する

(5)弁理士が商標登録「出願」手続きを行う(特許庁に書類を提出)

(6)ロゴを発注したり、実際にブランド名を使用し始める

(7)「出願」手続きから約6ヶ月後、正式に商標登録になる

(8)ブランド名®︎をつけて使用する


かなり細かいステップに分けて書きましたが、最大のポイントは、(3)の「ネーミングの決定」のタイミングと、(6)の実際にブランド名を使い始めるタイミングです。

これは、あくまで理想であり、中小企業の場合、この順序がくるってしまうことがよくあります。その場合は、まずはなるべく早く弁理士に商標調査を依頼することから始めましょう。

アパレルブランドの商標登録の仕方3つのポイント

アパレルブランド商標登録の場合、注意すべきポイントは主に3つあります。

(1)どんな商標で登録するか?(文字orロゴetc.)

(2)区分はどうするか?(衣類だけでOKか?)

(3)登録年数はどうするか?(5年 or 10年)

この3つのポイントは、決定する前に、必ず弁理士に相談することをお勧めします。
決定事項として、「こうしてください」と弁理士に伝えてしまうと、弁理士は「こうした方が良いかもしれませんよ」といった提案はせず、言われた通りに商標登録の手続きをする可能性があるためです。

どんな商標で登録する?(文字orロゴ、仮名or英字)

アパレルブランドの場合、商標登録するネーミングはお客様の方できっちり決めらることが多いですが、そういう場合であっても、次のような観点は検討しなければなりません。

(1)普通の文字で登録するか、ロゴで登録するか

これは、一長一短で、結構難しい判断です。判断要素としては、主に、「ロゴ」のデザインがどれくらい特徴的(図案化されている)かによって、どちらが良いか変わってきます。
ロゴがとても特徴的なものである場合は、文字とロゴ、両方商標登録する場合もあります。


(2)カタカナで登録するか、アルファベットで登録するか

これは、まず、通常どちらで使用するか、を考慮します。
また、もう一つの観点として、将来外国でビジネスをする可能性がある場合は、アルファベットの方が良い場合があります。

アパレルブランドの区分は?(衣類だけでOK?)

商標を決定したら、次は、「区分」を決定します。
区分というのは、商標登録を何の「業種」に使うか、この業種のことを言います。

アパレルブランド名の場合は、メインは第25類の「衣類」なのですが、必ずしもこの第25類の1区分だけでは収まらない場合もありますので、注意しましょう。


例えば、アパレル関係の会社の方が、よく商標登録する区分としては、次のようなものがあります。

第25類「衣類、靴」
第18類「バッグ」
第14類「ジュエリー、アクセサリーetc.」
第26類「髪飾りetc.」
第3類「化粧品(ネイルなども含む)」

アパレルブランドの登録年数は?(5年 or 10年)

商標登録は、基本的には、10年間権利を取得する制度ですが、分割納付という制度を使うと、5年ずつお金を収めることもできます。

アパレルブランド商標登録の場合は、どちらが有効か、解説していきます。


(1)基本は、10年登録がおすすめ

登録年数は、私は、基本的に10年をお勧めしております。
(私の経験上、きちんと弁理士が説明した場合、5年登録を選択するお客様は、1割未満です。)

理由は、5年登録は、10年登録に比べて、かなり割高なためです。
まず、5年登録の方が印紙代がかなり割高ですし、しかも、5年登録の場合、5年後に更新するときに、弁理士に更新依頼をすることになりますので、その時さらに弁理士費用がかかります。


(2)5年登録が有効な場合

一方、5年登録をお勧めする場合として、「区分数が多い場合」ということがありえます。
10年登録の場合の登録料は、¥28200×区分数で、5年登録の場合の区分数は¥16400×区分数ですので、1区分だとその差は小さいですが、区分数が多い場合、それなりに大きな差となります。

そして、商標登録区分は、更新のときに減らすことができますので、例えば、アパレルブランド名を「衣類」「バッグ」「ジュエリー」「化粧品」の4区分で登録したけれど、その後の事業展開で「バッグ」と「化粧品」は使わないことになったので、「衣類」と「ジュエリー」の2区分だけを更新する(更新料は2区分だけですむ)、という方法もできます。

アパレルブランドの商標登録の費用は?

<アパレルの商標登録の費用>

「衣類」1区分の場合ですと、トータルの費用は、下記の通りとなります。

当方では、東京都内でも最安値基準の、リーゾナブルな価格で商標登録のサービスを提供しております。
リーゾブナルでありながら、「初めて商標登録する方にも安心」をモットーとした親切な対応をしており、東京都内は無料出張相談をいたしますので、安心してご相談ください。


※「衣類」1区分で出願の場合

<出願時にかかる費用>
商標出願手数料(印紙代) ¥12,000
弁理士費用 ¥15,000
消費税 ¥1,200
◯ 合計 ¥28,200

<登録時にかかる費用>
登録料(印紙代) ¥28,200
弁理士費用 ¥35,000
消費税 ¥2,800
◯ 合計 ¥66,000

◎ 全ての合計 ¥94,200

東京の商標登録事務所に多いインターネットの格安広告にご注意ください

近年、東京の商標登録の事務所は、インターネット広告で非常に安く見せる広告を掲載している事務所が多く存在します。


(1)トータルの費用でない場合に注意
極端に安い価格の広告は、多くの場合、トータルの金額ではなく、「一部の金額」しか記載していないため、注意しましょう。

例えば、特許庁に書類を提出する「出願手続」のみの金額記載して、「商標登録¥18000〜」といった広告を掲載している事務所が多くなっています。


(2)5年登録での見積もりに注意
また、トータル費用を安く見せるため、本来はあまり選択する人が多くない、5年登録での費用を記載している事務所が増えてきましたので、注意しましょう。


(※ 広告に関する注意であり、これらの事務所のサービスの質が悪いというわけではありません)

東京都内は商標登録の無料出張相談いたします。

東京都内のお客様は、オフィスやお店まで無料で出張相談しておりますので、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。
(東京都内以外の、首都圏のお客様には、場所により、交通費や主張料をいただいております)

夜間や土日などもか対応しております。

WEBのご新規様限定 特典:無料調査サービス

アパレル分野では、一度名前を決めてしまったらそれを変えることは非常に難しいですので、ぜひ、名前を決める前に、無料の調査サービスをご利用くださいませ。

商標調査は、商標登録をご依頼いただいた方には商標登録業務の中に含まれておりますが、調査単体でのご依頼の場合は通常1区分2〜3万円をいただいておりますが、WEBの新規のお客様に限り、調査単体でも無料でご依頼いただけることにしました。
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AIS弁理士事務所及びアイリンク国際特許商標事務所では、東京都内を中心に、全国で年間に200件以上の商標登録がございます。

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